兄弟の“服混ざり問題”。障害児育児のリアルと我が家流の暮らしの知恵をご紹介します。<筆者の話>

見た目より、機能重視

帰宅後、私はすぐに油性ペンを取り出し、購入したそれぞれのズボンに大きく名前を書きました。

見た目は気にしません。

いわゆる「おしゃれな見栄え」よりも、我が家にとっては「ひと目で誰の物か判別できる機能性」の方が何倍も大切だからです。

誰の物かで揉めたり、探したりするストレスをなくすための、潔い我が家流のライフハックです。

まあ、何とかなる

完璧に準備する事はできないし、予想外の事は必ず起きるものです。

それでも、穴の開いたズボンを卒業して新しいズボンを嬉しそうに履く子ども達を見ると、「まあ、何とかなるか」と思えてきます。

身体が大きくなっても、いつまでも幼児のような純粋で愛らしい部分を持ち続けている我が子達。

何が正しくて何が間違いなのかわからない、「正解のない問い」に毎日向き合い、考え続ける事でもあります。

そうした環境だからこそ、迷わず「機能重視」を選ぶ事も、長い子育て距離走を走り抜く為の親の立派な知恵であり、強さだと思っています。

「まあ、何とかなる」

少しの緩さを持っておく事は、明日をまた新鮮な気持ちで迎えるための、一番のエネルギーになってくれます。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢佑菜
管理栄養士の資格を持つ、2人の自閉症男子のママ。自身の育児環境の変化をきっかけに、ライター活動をスタート。食と健康を軸に、ライフスタイル全般のコラムを得意とし、実体験に基づいたリアルな記事を執筆中。専門的な情報を「わかりやすく、すぐに日常に取り入れられる形」で伝えることが信条。読者の「知りたい」に寄り添い、暮らしを整えるヒントを発信しつづけている。

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