筆者は妹との2人姉妹です。幼い頃から病気がちだった母のお葬式の際、妹は「良かったね」と声をかけました。不謹慎だと責める親族もいたのですが、妹の発言には私たちならではの想いがあったのです。
画像: 母の納棺で「良かったね」とつぶやいた妹 → 親戚一同「不謹慎!」でもそれには理由があって、、、

病気がちな母

母は私たちが幼い頃から身体が弱く、家の手伝いなどを妹と一緒に行ってきました。

若い頃に患った腎結石で腎臓は1個しかなく、脊椎側弯症の影響で背骨が曲がり、心臓にも異常があった母。
私たちが成人してからも甲状腺がん・乳がん・子宮筋腫と病気をしていないことがないほどの人でした。

それでも、私たちを一生懸命育ててくれた母。
特に孫が生まれてからは、自分の体調も顧みずに可愛がってくれました。
父が亡くなってからは身体のこともあり、私は母と一緒に暮らすことにしたのです。

闘病の末に他界

10年ほど経った頃、母にも認知症の傾向が見られるようになりました。
そして追い打ちをかけるように、かかりつけ医で多発性骨髄腫(血液のがん)の疑いがあると言われ、入院・治療をすることに……。
抗がん剤の副作用はすさまじく、1ヶ月で3~4キロ痩せてしまうほどでした。日に日に痩せていく母の姿を見るのは、娘である私たちにとっても胸が締め付けられるような日々でした。それでも母は、弱音を吐かずに懸命に病気と向き合っていました。

壮絶な闘病を経て、5年ほど前に母は他界。
「にぎやかな雰囲気が好きだった母をみんなで送ってあげたい」と親戚にも知らせ、葬儀を行うことになりました。

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