アルバイトに「どこまで責任を求めればよいのか?」「注意はどの程度までなら許されるのか?」といった悩みは、正社員として働く人や経営者共通の悩みだと思います。また、最近はコンプライアンスが厳しく、従業員に無理強いをしたり契約時に約束した以外の業務をお願いしたりするのも難しくなってきています。今回は、筆者の友人A子とアルバイトの大学生B子のトラブルについてご紹介します。
画像: 「こんな店やめたかった!」逆ギレ退職した大学生バイト。後日、怒り狂う母親から電話がかかってきて!?

「求人に書いてあることしかやらない」アルバイトの大学生

個人カフェを営むA子は、新人アルバイトの大学生・B子の育成に少しだけ頭を悩ませていました。面接時の真面目な雰囲気や「休日にしっかり働いてお店に貢献したいです!」という笑顔に期待して採用したものの、いざ業務が始まると、お互いの「認識の違い」が浮き彫りになってきたのです。

ある日、A子が「お客様が帰られたからテーブルを拭いてきて」とB子にお願いすると、「え!? 求人には『接客・会計』と書いてありましたよね」と言い返されてしまったのです。

自作の求人ポスターには、確かに「業務内容:接客、会計など」と書きました。「など」には、片付けや簡単な清掃も含まれると思っていたA子でしたが、B子にとっては「書いていないことは業務外」という認識だったのです。A子は自分の書き方が悪かったと思い直し、その後はB子には主に接客をお願いすることにしました。

しかし、その後もすれ違いは続きました。「休日も働けます」という言葉を信じて採用したのに、半年経っても一度も休日のシフトに入ってくれないのです。挨拶もしないし、レジのミスも減りません。

レジを止めてしまう回数が他の従業員よりも明らかに多く、指導を重ねても改善が見られない日々。

極め付きには、お店で禁止している華やかなマニキュアをした手で出勤する始末。A子は意を決して「こうしたミスが続いてしまうなら、一度ここでのお仕事が自分に合っているか、これからの働き方を考えてみない?」と丁寧に伝えました。

決して感情的に責めたわけではなく、B子さんの今後の成長を思って、やんわりと促したつもりでした。しかし、B子は自分の頑張りを否定されたように感じてしまったのか、泣きだしてしまったのです。

A子は「続けたいなら、もう少し頑張ってみて。きっと、社会人になっても役立つから!」と励ましましたが、B子から耳を疑う本音が。
「こんな店やめたかった」
「退職を言い出すのもだるいし、クビならよかった」
「お金のために大学から近いこの店を受けただけだから」

A子さんはその反応に、言葉を失うほど驚いてしまいました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.