筆者の話です。エレベーターのない古い集合住宅の3階に住む私。向かいに越してきた小学生の男の子とその友人達によるピンポンダッシュが毎日続きます。「子どもだから」と我慢していましたが、ある夕方、決定的な出来事が。そして私が静かに仕掛けた作戦とは……?
画像: 悪質なピンポンダッシュに反撃開始!「ねぇ、知ってた?」イタズラっ子を更生させた話

新たな住人

私は集合住宅の3階に住んでいます。

エレベーターのない古い建物で廊下と階段での音はよく響きます。

家族4人で暮らしていますが、ある時期から、その静けさを破る存在が現れる様になりました。

向かいの部屋に越してきた家族の小学生の男の子と、その友人達です。

最初は「子どもだから仕方ない」と思っていました。

廊下を走る音、階段を踏み鳴らす音、甲高い笑い声。

多少の騒音は集合住宅では避けられません。

しかし、ある日から彼らの行動は「ピンポンダッシュ」というイタズラに変わっていきました。

「ピンポーン」とインターフォンが鳴ります。

モニターを確認してみると誰も映っていません。

代わりに廊下からワイワイと笑いながら走り去る複数の足音と、階段を駆け下りていく騒がしい声が聞こえてきます。

最初の一回は偶然かと思いましたが、それが毎日続くようになっていきました。

我慢と遠慮

「またか……」とため息をつきながらも、何もできずにいました。

相手は子どもです。

怒鳴り込んでいけば大人気ないと思われるでしょう。

親御さんに直接訴えるのも角が立ちそうで、躊躇してしまいました。「私が我慢すれば済むこと」という思いが、解決を遠ざけていたのかもしれません。

ところが、ある夕方、決定的な出来事が起きました。

自宅の玄関のドアを開けて廊下に出た瞬間、向かいの部屋の男の子の友人らしき小学生が壁際に張り付いており、私の顔めがけて「ワッ!」と飛び出してきました。

驚かせて面白がるつもりだったのでしょう。

しかし私はその日、仕事で散々消耗しており、驚く余力すら残っていませんでした。

飛び出してきた子どもの顔を、怒るでもなく、ただ疲れ果てた無表情のまま、ただ静かに見つめました。

仕掛けた作戦

しんと静まり返り、男の子の表情がみるみる「しまった」と言う顔に変わっていきました。

驚きの声を期待していたのかもしれませんが、返ってきたのは、予想外の「大人の沈黙」。

男の子はそそくさと逃げ去りました。

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