これは筆者自身の体験です。息子が3歳頃、私は「栄養を完璧に取らせなきゃ」と肩に力が入り、毎朝の食卓がピリピリしていました。食べない息子に焦って語気を強めてしまい、さらに食事を嫌がる悪循環に……。そんな時に保健センターで保健師さんの言葉に救われ、「食事は楽しいもの」を取り戻したお話です。

「食事は楽しいもの」が先だった

さらに保健師さんは続けました。
「今は“食事は楽しい時間”だと感じてもらう方が大切。好きなフルーツでもいいので、笑える食卓にしてあげてくださいね」
私はハッとしました。苦い野菜を“正解”みたいに押しつけて、食卓をピリピリさせていたのは私の方だったな、と。

変えたのは栄養より、私の構え方

それからは、息子の好きなフルーツを添えたり、食べない日は「今日はここまででOK」と切り上げたり。無理に追いかけないようにしました。
すると不思議なことに、息子が少しずつ食事の時間を嫌がらなくなって、気づけば「これおいしい」と言う日が増えていきました。

子育ては、つい完璧を目指しがち。でも本当に大事なのは、栄養素での100点じゃなくて「一緒に食べる時間が安心できること」なのかもしれません。あの日の保健師さんの言葉は、今でも私の支えです。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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