筆者の話です。
推しの新曲を覚えようとして「入ってこない……」と焦った瞬間がありました。
なのに青春時代の曲だけは、イントロで体が先に動いてしまって──。

体が先

それでも諦めきれず、昔の曲も新しい曲もランダムで流してみました。
すると青春時代の曲は、イントロだけで歌詞も振りも自然と戻ってきて、口が勝手に歌い出します。
昔覚えた振りが勝手に浮かんで、気がつけば手が動く。

一方で新しい曲は、さっき練習した部分さえ曖昧なままでした。
その差を見て「若いときに覚えたこと」は思った以上に深く心や体に刻まれているのだと、はっきり感じたのです。

今から

青春時代に何度も聴いた曲は、歌詞カードがなくてもフルコーラス歌えるほど記憶に残っています。
同じように、あの頃なら当たり前みたいに頭へ入っていたことが、今は思うように残りません。
その現実を突きつけられたとき、胸の奥に小さな空白ができたようでした。

音楽だけでなく、後回しにした勉強や「そのうち」と言い聞かせたことまで、思い浮かびます。
日々過ぎていくということは、年月を重ねていくということ。
若くなることはない。
あの頃にもっとたくさんのことを吸収しておけばよかったという、少しの後悔が胸に浮かんだ出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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