これは、筆者の知人A子さんに聞いたお話です。結婚相手の家族、特に義母との関係は悩ましいものですよね。「距離感ゼロ」の義母が苦手だったA子さん。しかし、義母の「ある口癖」とその姿に触れ、A子さんの苦手意識は次第に変化していったといいます。
画像: 私の心に【ズカズカ押し入る義母】が苦手だったはずなのに → 今では『実母より仲良しなワケ』

「距離なし」義母にモヤモヤ……我慢の日々

結婚当初、A子さんは夫のお母さん──つまり義母が少し苦手でした。理由は、とにかく「距離なし」なところ。悪気がないのは分かるのですが、ズカズカとテリトリーに入られる感じがして、A子さんはモヤモヤ。「もうちょっと、そっとしておいてくれたら……」そんな本音を飲み込みつつ、何とか我慢して適度な距離を保とうと頑張っていました。波風を立てたくない一心で、A子さんは自分の気持ちにフタをして付き合う日々を過ごしていたのです。

口癖は「裏表がある人は嫌い」! 言葉通りの姿

そんな義母の口癖は「裏表がある人は嫌い」。A子さんは最初、「どの口が言うんだろう?」と少し意地悪な気持ちで聞いていたそうですが、義母の姿を見ているうちに、その言葉が本心から出ているものだと気づかされます。義母は、本当に誰にでも裏表なく明るく接する人でした。近所の人にも慕われており、義実家にはいつもいろんな人が代わる代わるやってきます。手作りの野菜やお菓子を置いて行ったり、ひいては「ちょっと義母さんの顔見て、話したくて来たんだよ」と言ったりする人まで。誰に対してもオープンで、正直。そんな義母のまわりには、自然と人が集まってくるのでした。

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