在宅勤務をしていると、「家にいるから時間に余裕がある」と思われがちです。でも、実際は立派な“勤務中”。それを理解してもらえないと、思わぬトラブルに発展することもあります。今回は、筆者の友人A子のエピソードをご紹介します。
画像: 我が家は【宅配拠点】じゃない!「在宅勤務ならいいじゃん♪」荷物を送りつけてくる同僚にピシャリ!

軽いお願いのはずが……

数年前、会社がリモートワークを推進し始めてから、私はほとんど在宅勤務をしています。

ある日、出社勤務の多い同僚が、軽い調子で言いました。

「私、今週忙しくて宅配便も受け取れなくて。A子ちゃん、家にいるなら荷物受け取っといてくれない? 送り先をA子ちゃんの家にしておくから、出社日に持ってきてくれたら助かる!」

最初は、ちょっとした頼まれごとだと思って快く引き受けました。

優しさが仇に

ところが、同僚の頼みはその1回では終わりませんでした。
それ以来、彼女は頻繁に私の家に荷物を送りつけるようになったのです。

しかも、届く荷物のほとんどは、どう見ても仕事用ではありません。
ネット通販のロゴが入った箱が次々と届くたび、私の家はいつの間にか“同僚の宅配拠点”のようになっていきました。

在宅勤務中にわざわざ宅配業者に対応しないといけないのも、地味に大変です。
仕事に集中したいのに、何度もインターホンが鳴ると気が散ってしまいます。

たまらず私は、きっぱりと伝えました。
「ごめんね、もう受け取れない。これは仕事じゃないし、私の家を使うのは困るよ」
「もし設置できるなら宅配ボックスとかを使ってみたら?」

しかし彼女は悪びれる様子もなく、「え〜ちょっとくらいいいじゃん」「置いといてくれるだけで助かるのに」と軽く返すばかり……。

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