在宅勤務をしていると、「家にいるから時間に余裕がある」と思われがちです。でも、実際は立派な“勤務中”。それを理解してもらえないと、思わぬトラブルに発展することもあります。今回は、筆者の友人A子のエピソードをご紹介します。

我慢の限界

そしてある朝、また見覚えのある名前の荷物が届きました。
しかし、私は玄関先で宅配業者にはっきりと「この荷物は受け取りません」と伝え、受け取りを拒否しました。

数時間後、彼女から慌てたメッセージが。
「あの荷物、今日必要だったのに!」
どうやら出張に使う資料が入っていたようです。

でも、私は毅然と返信しました。
「私の荷物じゃないから受け取れないよ」

リモートでも働いている

少し気の毒だったけれど、その瞬間ようやく彼女にも伝わった気がしました。“家にいる=便利な倉庫”ではない、と。

働き方が多様になった今だからこそ、「相手の立場を想像する」ことを忘れずにいたいものですよね。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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