夫の趣味をあなたは応援できますか? 筆者の知人Aさんは夫の趣味であるオンラインゲームを邪魔しないように気づかっていたそうなのですが、ゲームに熱中しすぎる夫を見ていたら馬鹿らしくなり気をつかうのをやめたそうです。すると、Aさんには嬉しいことが起きたそうです。夫への気づかいをやめたAさんに起きたこととはどのようなものだったのでしょうか。
画像: 「パパ、一緒に遊んで」でも、家族より“趣味”を取る夫。娘と息を潜める日々 → ある日、救世主が!

夫の趣味はオンラインゲーム

Aさんは5歳の娘を育てる母。家族3人で仲良く暮らしているのですが、Aさんにはちょっとした困りごとがありました。

それは夫が趣味のオンラインゲームを家でしょっちゅうやることです。パソコンはリビングにあり、夫がゲーム仲間とボイスチャットをつなぎながらやるため、ゲーム中はAさんも娘も静かにしていなければなりません。

無趣味な夫の唯一の息抜きがゲームなんだから我慢するか……。

そう思っていたAさんでしたが、だんだんと夫のゲーム時間を苦痛に感じるようになってきたのです。

妻の要望、聞かない夫

夫のゲーム時間中、娘と息を潜めながら生活するのが苦痛だったAさん。夫にゲームの時間を変えてくれないか頼みましたが、夫は聞き入れてくれません。

「ゲームだけが俺の趣味なんだから、好きな時間にやらせてくれ」

Aさんは夫が自分の好きなようにするなら、こちらも気をつかう必要はないと感じ「じゃあ私と娘も気をつかって静かにするのはやめて好きにさせてもらうね」と宣言しました。

こうしてお互いに好きなように過ごすことになったのです。

夫のゲーム仲間の反応

夫のゲーム時間中もリビングで普通に過ごすようになったAさん。娘がぐずったり、はしゃいだりしている様子も夫のゲーム仲間に聞こえているようでした。

「お前、ゲームしてていいの?」とゲーム仲間に聞かれても、夫は「いいんだよ」と返しています。

しかし、ある日娘がゲーム中の夫に対して、こんな声かけをしました。

「パパ、ゲームばっかりしてないで娘ちゃんとも遊んで」

娘の声かけに気づかないほどゲームに集中していた夫でしたが、ゲーム仲間は違いました。

ゲーム仲間よ、ありがとう

娘の「遊んで」と言う声が聞こえた夫のゲーム仲間は、「今日はもうやめよう」とゲームを中断してくれました。

夫はまだゲームをしたがり引き留めようとしましたが、ゲーム仲間にしっかりとこう言われました。

「娘ちゃんが起きてる時間は、ちゃんと遊んでやれよ」

この出来事をきっかけに、夫は『ゲームをする時間』と『家族と過ごす時間』のメリハリをつけるようになりました。娘の無邪気な一言と、ゲーム仲間の助言が、私たち家族にとって大切な気づきを与えてくれたのでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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