A子さんの夫は、普段はとても愛妻家。
でも、友人の前ではなぜか亭主関白を気取り、A子さんを家政婦扱いするのだとか。
男の見栄だと大目に見ていたものの、ついに夫の“ある発言”で堪忍袋の緒が切れて!?
画像: 夫「うちのはもう古女房(笑)」人前で“妻サゲ発言”するなんて、いい度胸ね → 妻が『笑顔で反撃』

普段は「いい夫」なのに……?

うちの夫はいい人です。
家事も積極的に頑張ってくれますし、休みの日はよくデートに連れて行ってくれ、重い荷物も持ってくれます。

自分で言うのもなんですが、私のことが大好きで、家ではベッタリの甘えん坊。
そんな彼のことを、私も愛おしく思っています。

……ただし、“二人でいるとき限定”で。

というのも、友人や会社の同僚と一緒だと、彼はまるで別人のように振る舞うのです。

亭主関白ぶりたい、男心もわかるけど

たとえば、こんなことがありました。
飲みに行ったと思ったら、会社の部下をゾロゾロと引き連れて深夜に帰ってくるなり、
「ただいまー、家にあるワイン出してくれよ! 何か適当につまみも作ってくれ」
などと言うのです。

部下の方たちが遠慮しても、「いいからいいから! 何が食べたい? うちのになんでもワガママ言ってよ」と、調子づく夫に殺意が湧きました。

「こんな真夜中になんなのよ、全く……」
私はあなたの家政婦かなにか?

どうせ朝になれば、機嫌の悪い私に平謝りしてくるくせに、部下の前では亭主関白ぶっちゃって。
まぁ、男の見栄ってものよね。

気持ちはわからなくもないので大目には見ていたのですが、先日、ついに私の堪忍袋の緒が切れる事件が起こりました。

「古女房」だと〜(怒)

最近、夫の友人が結婚したので、お祝いも兼ねて、両夫婦で食事に出かけました。

その祝いの席で、夫はこんな発言をしたのです。
「やっぱ新婚さんはいいよな〜。奥さんも若くて可愛いし。うちのはもう古女房だしな(笑)」

……は?

さすがに我慢なりません。
笑い飛ばすことなどできず、真顔で黙りこくってしまった私。
完全に場は凍りつき、友人夫婦も顔を引き攣らせてこちらを伺っています。
ヘラヘラしていた夫も、「あれ、まずかったかな」というように顔を曇らせました。

本当に、この男は!

私はニッコリ笑うと、夫に向き直って言ってやりました。
「あら〜、そんな古女房に、毎日膝枕をせがんでるのは誰だっけ? 調子に乗った罰で、今月のお小遣いは減額よ♡」

夫は大赤面!
友人夫婦にも大爆笑され、気まずそうに俯いてしまいました。

あ〜、スカッとした!

愛妻家に転身!?

「なんだお前、実は尻に敷かれてるんじゃないか! 今どきは愛妻家のほうが好感度高いぞ?」
「……え?」

なんとあれから、友人の言葉を受けて、単純な夫の外での態度が、180度変わったのですから、びっくりです。

SNSで「#今日も妻に感謝」なんて投稿しはじめたり、部下の前でも「うちの嫁、最高! 俺って幸せ者だな〜」なんてのろけるように。

本当に、あんたって男は!

鬱陶しくはあるものの、無害ではあるので様子見中です。
もちろん、また調子に乗ってきたら、きっちり手綱を締めてやります。

【体験者:40代女性・パート主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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