子どもたちを連れて姑と外食に行った筆者。安いメニューしか頼まない姑に心を痛めた筆者でしたが、姑のその後の行動にぬぐい切れない疑問を感じてしまいました。

店内で姑を見つけると、何やらご近所の女性と話している様子。
近づいていくにつれ、聞こえてきたのは少し驚きの会話内容でした。

「毎日の晩酌が楽しみなのよね~。今日は『お金ないの』って嫁に言ったら、ランチ代が浮いたから、気楽にビールが買えるわあ。別に本当に金欠っていうわけじゃないけど、私って節約上手なのよねえ」と姑はにっこり。
その後、まっすぐお酒売り場に向かい、箱に入ったビールをカートに乗せたのです。

姑がどんなことにお金を使うかは、姑の自由です。
そう頭ではわかっていながらも、お金がないと小芝居を打って私にランチ代を出させ、ためらうことなく自分にの欲しい物を買った姑に少し違和感を抱きました。

姑としては、孫と一緒の外食は節約しつつ、日々の趣味にはお金をかける。それが姑なりの「お金のメリハリ」だったのかもしれません。せめて人を巻き込む前に正直に話してくれればと思いつつ、お金に対する価値観や、何にお金をかけるかという優先順位は人それぞれ違うのだな、と改めて考えさせられました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
5歳、3歳、1歳の3人の子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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