長年の習慣として受け継がれてきた働き方を見直すのは、なかなか勇気のいることですよね。しかし、ちょっとした視点の変化が、驚くほど良い変化をもたらすこともあるようです。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
画像: 【Z世代すごい】「定時なんで」残業だらけの職場であっさり帰る新人。 半年後に彼が成し遂げた【大改革】とは

絶対に定時で帰る新人

私の部署は、サービス残業が当たり前になっている古い体質の職場でした。
定時退社なんて夢のような話で、終電間近まで残業しているのもよくある光景だったのです。

しかし、今年配属されてきたK田くんは、そんな職場の雰囲気も全く気にしていない様子。
毎日きっかり定時になると、「お先に失礼します」と爽やかに退勤していました。

そんなK田くんのことを、「今どきの若者はやる気がない」と陰口を叩く先輩たちもいました。
私も「空気が読めないな……」と、密かに思っていた時期があったのは事実です。

確かな実力で文句は言わせない

それでも、誰もK田くんに表立って注意することはできませんでした。
彼は業務時間内に、誰よりも速く、しかも驚くほど正確に自分の仕事をこなしていたからです。

依頼されたタスクはきっちり時間内に終わらせ、そのクオリティも申し分ありませんでした。
あまりの仕事の速さに、「Z世代ってすごいんだな」と舌を巻いている先輩もいたほどです。

私も「ひょっとしたら、見えないところで努力しているのかな」と、少しずつK田くんへの見方が変わっていきました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.