これは筆者自身の体験です。
ある日、息子と歩いていると見知らぬおばあさんに「子供は一人? もう一人産みなさい」と言われました。不妊治療の末に授かった大切な子を育てるだけで精一杯の私にとって、その言葉は重く心に刺さりました。他人の価値観を押しつけられる苦しさを実感した出来事です。
画像: 突然「もう一人産みなさい」【通りすがりのおばあさん】からの説教に、我慢できなかった私は、、、

突然の質問に戸惑い

ある日、息子と二人でスーパーへ向かって歩いていたとき、見知らぬ70歳くらいのおばあさんに突然声をかけられました。開口一番、「あなた、子供は一人?」と聞かれ、「はい、そうです」と答えると、間髪入れずに「もう一人産みなさい。子供は二人以上いた方が絶対にいいのよ。私も二人産んだから、あなたもそうしなさい」と言われたのです。まるで当然のことのような口ぶりに、思わず言葉を失いました。

価値観を押しつけられてモヤモヤ

実は私は高齢出産で、不妊治療の末にようやく授かった大切な子供。一人育てるだけでも必死なのに、「産みなさい」と軽々しく言われたことに、心がざわつきました。それだけでなく、そのおばあさんは自分の子育て経験を一方的に語り続け、こちらの事情や気持ちには一切関心を示しません。「二人いないと可哀想よ」「きょうだいは必要よ」と、価値観を押しつけるような言葉に、私は内心かなりモヤモヤしていました。

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