これは、友人のA子さんに聞いた話です。取引先との会食で「気が利く新人」として動いていたA子さんは、次第に“頼まれごと係”になっていきます。上司にも注意され、自分の立ち位置に迷う中、ある先輩の一言で気づいたのは、相手に気を遣うことと、距離を取りすぎないことのバランスでした。
画像: 「気が利くね」が仇に? 会食で毎回【都合のいい新人】扱いされてしまう私 → 先輩の一言にハッ

初めての会食で「気を利かせすぎた」夜

社会人2年目、初めて取引先との会食に同席した私は、緊張で頭が真っ白になりながらも、ひたすら料理を取り分けたり、飲み物を注文したりと動き回っていました。
「気が利くね」と言われて少し誇らしく感じたものの、終盤には、気がつけば私だけが追加注文からお会計の段取りまで任されていました。

“気が利く”が“都合のいい人”に変わるとき

その後も何度か会食に参加するたび、「これお願い」「あれ取ってくれる?」と、次第に雑用係のようになっていきました。
私が手を止めると誰かが困る気がして、気を抜けない。
上司に相談すると、「気遣いと先回りは違うよ。空気を読みすぎると、逆に損することもある」と言われ、ハッとさせられました。

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