今回は、知人のB子さんに聞いた、息子との会話を通して感じた、親としての戸惑いや気づきについての物語です。息子の何気ないひと言に傷つきながらも、自分自身の“親の姿勢”を見つめ直した出来事をご紹介します。
画像: 息子「なんで僕の家だけ、、、」ゲームに厳しい私は【うるさい親】だった?『愛情の伝え方』に悩んだ夜

なんで僕の家だけ……?

ある晩のことです。
夕食を終えて片づけをしていた私に、息子がポツリとつぶやきました。
「うちの親って、ちょっと変なんじゃない?」
私は耳を疑いました。
怒るよりも先に、胸が締めつけられるような気持ちになり、「どうしてそう思うの?」と聞き返すのがやっとでした。
息子は言いました。「友達の家はもっとゲームしてるし、ママたちみたいに細かく言われないんだよ」

正しさだけでは伝わらない

私は、息子にとって良い親であろうと、生活習慣や言葉遣い、ゲーム時間などに厳しくしてきました。それが私なりの“愛情”だったのです。
でも息子には、それがただの“うるさい親”にしか映っていなかったのかもしれません。
その晩は、布団に入ってもずっとモヤモヤが消えず、「私は間違っていたのかもしれない」と自問し続けました。

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