仕事選びや転職について、パートナーと同じような価値観を持っているでしょうか? 筆者が体験した、価値観の違いを目の当たりにしながらも、価値観をすり合わせていった努力の軌跡(?)をご紹介します。

ずっと興味のあった業界の在宅ワークで、始めてみるとIT業界よりは適性があったように感じられ、上司からも褒められたり、先輩からも個別に仕事を頼まれたりするようになり、生まれて初めて「月曜日が楽しみ」という感覚を味わいました。

そんな嬉しそうに働く私を見て、次第に夫の態度も変わり、「自分に合う仕事っていうのがあるんだね」という話ができるようになっていきました。

仕事に対する価値観の変化

ときどき、私が転職を考えていたときの夫の「自分探しなんて馬鹿らしい」という言葉を思い出して恨み節を言いたくなるときもあります。

しかし、超氷河期時代に就職難を経験している夫は、キツイ仕事でも泣き言を言わずにやるしかないという価値観を長く持っていたようです。

今では、「多少給与が下がっても自分がコレだと思える仕事をしてほしい」と夫にも言えるようになり、夫の仕事の愚痴や転職の話も、気兼ねなく話せるようになりました。

しかし、ここにくるまで10年かかりました(笑)長すぎますね。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:長橋知子
38歳で未経験からWEB広告制作の在宅ワークに挑戦し、セールスライター・WEBライターとして活動をスタート。読者に寄り添うライティングを大切にしている。特に、人間関係や育児、地域活動、女性の生き方に関するテーマが得意。また、noteで赤裸々エッセイを発信し、Kindle書籍も出版。「どんな自分でも生きていける」社会の実現を目指して奮闘中。

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