友人Iの話です。
義実家に行くたび、義両親のけんかに巻き込まれてしまいます。
最初は仲裁に入っていましたが、今では心の中で「やっぱり無理だわ……」 とつぶやくようになってしまったのです。いったい何があったのでしょうか?

けんかの度に裁判員

そんな義父に対し、義母も黙っていません。
「それは違う」と否定しはじめ、ついには口げんかが勃発。
「どっちが正しいと思う?」と私たちに判断を求めてくるのが常です。
どちらの肩を持っても言い訳と愚痴が倍返しで返ってくるので、発言にはかなり気を遣います。

言い争いの内容は毎回同じで「もうそれ、何回聞いたかな……」 と内心うんざり。
とはいえ、老夫婦2人の暮らしに変化がない分、誰かに話したい気持ちもあるのでしょう。

無言の夫と黙る私

そんなとき、夫はテレビに夢中で知らんぷり。
最初の頃は私が間に入っていたのですが、今ではただ黙って見守るだけになりました。

義実家に行くたびに、私は “仲裁係”。
帰る頃にはどっと疲れて、心の中でつい「やっぱり無理だわ……」とつぶやいてしまうのです。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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