電車に乗っている時、お年寄りや体の不自由な人、妊婦さんが立っていたら席を譲るというのが一般的な電車に乗る際のマナーですよね。今回はそんな電車内で、席を譲る・譲らないに関するトラブルに巻き込まれた経験のある筆者の知人、Mさんのお話です。
画像: 電車に乗っていた臨月の女性。「ちょっと、お年寄りに席を譲りなさい」他の客に怒られ、席を立った結果

妊娠9ヶ月で……

Mさんは当時妊娠9か月で、かなりお腹の大きさが目立つ状態でした。

そのためあまり人ごみに行ったり満員電車などに乗ったりするのは避けていたのですが、その日は急な用事があってやむを得ず電車に乗って移動することになりました。

「結構人が多いな……」
ラッシュ時を避けたにもかかわらず、電車の中は少し混みあっています。ちょうどMさんが乗り込んですぐに目の前の席が空いたので、ラッキーだと思いながら腰をおろしました。

そして次の駅に到着すると、数人のお年寄りが乗りこんできます。
Mさんは席を譲った方がいいかな、とは思ったものの、臨月で移動する体の辛さや、お年寄りが優先座席の方に移動したのでとりあえずはそのまま座っていました。
「ちょっとあなた! ぼーっと座ってないでお年寄りに席を譲りなさいよ!」
車内に突然大きな声が響きました。Mさんの近くに立っていた中年女性が座っているMさんを怒鳴りつけたのです。

突然怒鳴られて

優先座席に座っていたわけでもなく、大きなお腹を抱えて座っていたMさんはビックリ。なぜ自分が、と思いましたが、周りを見渡すとMさんの並びに座っていたのはサラリーマンや金髪の少し不良っぽい若者たち。

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