パン屋さんで目撃した、困った客の話。「自分でパンを取りたい」という子どもをよく見かけます。でも、見られているのは親の態度かも? そんな体験談を、パン屋さんで働く友人が教えてくれました。
画像: パン屋で、子どもに「私が取りたい!」と言われ任せた親 → 最後に放った『トンデモ発言』に店内騒然

子どもにトングを持たせる親

私は、パン屋でレジのアルバイトをしています。

忘れもしない、困った客の言動。それは「子どもにトングを持たせ、パンを取り、落としたパンの返品を訴える人」です。

パンを取るとき、お客様はトングとトレイを自分で持ち、パンを選びます。私の働く店は焼きたてを売りにしているので、ビニールやラップでパンを覆うことはせず、むき出しの状態でパンが並んでいます。

小さな子どもが、よく「自分でパンを取りたい!」と親に訴える姿はよく見かけます。でも大抵は落としてしまうことが目に見えているので、親が取ってあげています。

子どもの「自分で取る!」に折れるも、予想通りの結末に

そして先日のこと。5歳くらいの女の子とお母さんが店にやってきました。

女の子は「自分で取る!」と頑な。

「危ないからお母さんが取るよ」と言っても、折れない女の子。

しびれを切らしたお母さんは「じゃあ、やってみる?」と言ったのです。女の子は自分でパンを3個選びましたが、大きなトレイを支えきれず、ポトポトとすべて落としてしまいました。お母さんは「それみたことか」の表情。

そしてお母さんは私のレジに並び、「これ子どもが落としちゃったんで、お返ししますね」と言ったのです。

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