子どもが不調を訴えたとき、あなたはどう対処していますか? 筆者の知人Aさんは、中学生の息子にお腹が痛いと言われたそうです。「大したことはないだろう」と考えたAさんは整腸剤を飲ませて様子を見ることに。しかし、その後息子は入院することになってしまったのだとか。Aさん一家に起きた入院騒動を見ていきましょう。

死にそうな腹痛の原因は虫垂炎

しばらくして処置室の扉が開くと、中では点滴に繋がれた息子がまだ痛がっていました。医師はAさんに息子が虫垂炎であることを告げました。今薬を投与していて、それで痛みが引かないようなら手術をすることになると説明されたのです。

まさか腹痛が虫垂炎からくるものだったなんて!

息子のいつもと違う痛みという訴えを軽く考えてしまったことをAさんは後悔しました。もう少し早く来ていたら、息子はこんなにも痛い思いをすることはなかったかもしれないのにと後悔の念が止められません。

体調不良は軽く考えてはいけない

その後、薬が効き息子の痛みはよくなりました。手術せずに、3日の入院で退院することができたのです。痛みが引いてからの息子はケロッとしていて、痛みを軽く考えたAさんを責めることもありません。

早く回復してホッとしたAさん親子。ただし虫垂炎は再発することも多いらしく、手術をして取り除いた方がいいとのこと。「もう痛くないから手術したくな〜い」と言う息子に油断せず、Aさんは手術の予定を決めていきたいと思っているそうですよ。

子どもはよく体調を崩すので軽く考えてしまいがちですが、軽く考えた結果入院してしまう騒ぎになることもあるのですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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