子どもに関するイベントや行事では、保護者の価値観や考え方があらわになるものですよね。時には保護者同士が衝突してトラブルになってしまうこともあるようです。今回は子育て中の友人が体験談を聞かせてくれました。

救世主が現れて……

ついにAさんは「もういいです。それならうちは参加しません!」と言い放ち、会議を飛び出してしまいました。途方に暮れる残りのメンバー。

そんな時、ベテランママのBさんがAさんに連絡を取ってくれました。
BさんはAさんのことを責めず、「良い謝恩会にしたい気持ちはみんな同じだよ。無理して頑張らなくてもいいんだよ」と優しく声をかけたそうです。

Aさんも少し冷静になったのか、「少し気負いすぎていたかも」と反省し、謝恩会当日は会場準備を手伝ってくれることになりました。

謝恩会は大成功!

結局、謝恩会は地元の公民館で行うことに。
手作りの飾り付けや写真のスライドショーなどで盛り上がり、温かみのあるアットホームな雰囲気で、本当に素敵な会になりました。

驚いたのはAさんの変化です。
準備を手伝ってくれただけでなく、終わった後には「結果的にすごく良い会になったね!」と満面の笑みで話しかけてくれたのです。

他のママ達とも打ち解けて、まるで別人のようでした。
会を通じて保護者同士の距離も縮まり、忘れられない思い出になりました。
あの時、BさんがAさんをフォローしてくれなかったら、こんな素敵な会にはならなかったでしょう。優しさを忘れずに人と向き合うことって大切ですよね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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