仲の良かった同期。会えばいつも笑い話で、元気をもらえる大切な存在でした。でもそれぞれの結婚出産を機に、いつのころからか話題といえば子どもの話。そんな子どものマウント合戦に友人は疲れてしまって……。そんな体験談を友人が聞かせてくれました。
画像: 同期会で始まった『地獄の子育てマウント合戦』──長引かせずに【さらりとかわした方法】

20代の戦友から子育てライバルへ?! 同期の絆の変化

新卒で入社した会社での同期との絆は特別なものでした。

40人ほどいた同期の中でも、同じ営業所に配属された仲間とは特に親密な関係を築きました。転職を経験した私を含め、職場が変わっても連絡を取り合い、定期的に集まる仲の良さを保っていたのです。

20代を共に過ごした戦友たち。仕事の悩みやパートナーとの問題など、何でも打ち明けられる関係でした。しかし、結婚し子どもを持つようになってから、その関係に微妙な変化が訪れました。

子育てマウント合戦! 疲れる同期会へ変化

いつの間にか、集まりの話題の中心が子どものマウント合戦になっていったのです。

「うちの子はA教育を受けさせている」「B小学校を受験する」「習い事の先生への贈り物選びが大変!」「習い事のランキングで何位になった」など、子どもの話題で持ちきりになってしまいました。

私も子育てには一生懸命取り組んでいますが、自慢するほどのものはありません。会うたびに繰り広げられるマウント合戦に、次第に疲れを感じるように。

もううんざり! 子育てマウント合戦を変えたトーク術

そこで私がとった対策は、過去の思い出話に話題を向けること。恋愛や仕事の苦労話など、赤裸々な過去の話を聞くのは意外におもしろいものです。「そうだったの?!」と、驚くような話題が出ることも少なくありません。

この方法は、子育てのマウント合戦に疲れた時の救いになっています。うまく話題を変え、楽しく会話を続けることができるのです。

振り返れば、私たちの関係が変化したのは自然なことかもしれません。結婚出産を経て、関心事が変わるのは当然です。

同期との絆を切りたくはありませんし、せっかくの場は楽しく過ごしたい。だからこそ、お互いの人生を尊重し合い、心地よい関係を保つ方法は大切です。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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