集合住宅に住んでいると、近所の騒音が気になることはありませんか? 読者のなかにも、子どもの足音で悩んだ経験がある方もいるかもしれませんね。今回は筆者の友人で、転勤族のご主人を持つK子さんが、子どもの騒音問題に関する話を教えてくれました。
画像: 子どもが可愛いからじゃなかった──大家さんが、ウチの子に【おもちゃ】や【ケーキ】をくれた理由

大家さんの真上の階に引っ越した家族

数年前、マンションの2階に引っ越してきたK子さん一家。

当時3人の子どもたちは、幼稚園児と小学校低学年という一番やんちゃ盛りの時期。足音でご迷惑にならないよう、フロアマットを敷いていました。

K子さん一家の下の階には、80代前半のマンションオーナーの夫婦が暮らしていました。

引っ越しから2ヶ月ほどたったころです。

K子さんがマンションのゴミ置き場に行くと、大家さん夫婦から「足音が少し気になるから、気をつけてね」と声をかけられました。

K子さんは「子どもたちに厳しく声かけしないと」と反省し、このときは「すみません」と謝罪して終わりました。

大家さんから、子どもにケーキやおもちゃのプレゼント

それから2週間後、突然大家さんがきて「足音どうかな? これ以上は難しい?」と尋ねられました。

そして「子どもさんは好きかな? これ食べてね」とロールケーキを渡されたのです。

K子さんは「ありがとうございます。すみません。もっと子どもたちにも言い聞かせます」と答えたのですが、なぜ大家さんがケーキをくれたのか不思議に思いました。

その後もエントランスでK子さんを見かける度に、大家さん夫婦は「これ子どもたちに渡して」と絵本やおもちゃをくれるようになりました。

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