今回は筆者の知人が、職場で体験した出来事を紹介します。【愚痴を言う人の多い職場】で、「なんとか職場環境をよくしたい!」と“ある行動”を起こしたら、他の社員から言われてしまった“ショッキングな一言”とは?

席に戻ると、先輩がため息をつきながら声をかけてきて……

私が席に戻ると、【社員の声】を部長に提出したのを見ていた先輩が、ため息をつきながら声をかけてきました。「さっき提出していた文書に、俺が言った意見だって書いてないだろうな?」

先輩の冷ややかな態度に戸惑いながら、ふと周りを見回すと、みんな先輩と同じように、呆れたような目で私を見ていることに気づきました。

そして私が「意見は匿名で書いたので、個人名はいっさい出していませんよ」と言うと、一斉に安堵の表情を浮かべたのがはっきりとわかりました。

それを見て、「みんなは本当に環境改善を望んでいるわけではなく、『ただ愚痴を言いたいだけ』だった」ことに気づいた私。

声をかけてきた先輩以外はみんな無言でしたが、そこにいる全員から「余計なことするなよ」と言われているような気分でした。

結局その会社は自分に合わなかったこともあり、2年も経たずに退職しました。あの時、自分がとった行動が正しかったのか、間違っていたのかは今でもわかりません。

しかし、独断で行動せず、もっと周りの先輩たちに相談した上で行動していれば良かったと反省はしています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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