あなたの勤め先では飲み会が実施されることはありますか? ある場合、飲み代の支払いはどうなっていますか? 今回は筆者が実際に体験した会社の飲み会で起こったとんでもないエピソードを紹介します。
画像: 上司「今日は俺のおごりだ!」私「えっ?」歓迎会を経費で切らなかった【衝撃の理由】にゾッ!

歓迎会

私は前職を退職して、全国に支店のあるような営業の会社に転職しました。
これからお話するのは入社して2週間ほど経ったある日、開いてもらった『歓迎会』でのことです。

私のために開催してもらった歓迎会には、不参加の方も2人いましたが多くの社員さんたちが参加してくれていました。
その歓迎会の場で、支店で一番えらい立場である支店長が「今日は俺のおごりだ!」と何度も言っていたのですが、私は「全国に支店のあるような大きな会社で、経費は切れないのかな?」と不思議に感じていました。

そしてその歓迎会から1か月後、支店長はパワハラで左遷されることになるのです。

パワハラ

支店長は2人の女性社員にたいして、長年パワハラをおこなっていたそうです。

出張の帰りに2人にだけお土産を配らなかったり、勤務時間中に2人の上司に「部下のしつけができていない!」と聞こえるように怒鳴りつけたり。
決定的な証拠と言えるものがなく、2人は我慢していたそうですが、それは長年続いていたんだとか。

実はこの2人というのが、歓迎会に不参加だった方たち。
飲み会の費用を経費で落とすと、参加メンバーや飲み会の場所などの報告書をあげないといけないそうです。
支店長は2人を歓迎会に参加させないために、経費で切らず自腹で歓迎会を開催したのです。

発覚した理由

入社したばかりの会社の内情を知らなかった私は、歓迎会の翌日、不参加だったお2人に「歓迎会でご一緒できなくて残念です! 次回の機会でぜひお話させてください。」とあいさつをしていました。

これによって、支店長発信で極秘でおこなわれていた歓迎会の存在が明るみに出たようです。
そして決定的な証拠として、パワハラの被害を会社に訴えたとのこと。

もちろん一番悪いのはパワハラをおこなっていた支店長です。
ただ、そんな状況を知っていて黙認していたほかの社員さんたちにも、支店長に逆らえなかったなど理由はあるかもしれませんが、かなりゾッとしました。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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