公共交通機関を利用していると、さまざまな人を見かけますよね。中には、周囲の乗客に迷惑をかけてしまう人もいるようです。今回は筆者の友人が先日帰り道に電車の中で体験したというエピソードをお届けします。

するとその時、突如、別の男性の声が聞こえてきました。
「おいおい、若い子に迷惑かけるのはやめとこう!」

助けてくれたのは意外な人物

見ると、私に絡んできた中年男性と同じくらいの年齢の、これまた明らかに酔っ払っている様子の男性が立っていました。
その男性は続けて、「俺と一緒に飲み直そう。な!」と、フレンドリーに話しかけました。

するとどうしたことでしょう。
その言葉に、絡んできた男性は不思議と素直に従い、「おう! そうだな! 飲み直そう!」と大きな声で返事をしました。

まるで、酔っ払い同士にしか通じない特別な言語で会話しているかのよう……。
2人の中年男性は意気投合した様子で、次の駅で楽しそうに一緒に降りていきました。

まとめ

まさか、酔っ払いに絡まれた挙句、別の酔っ払いに助けられるとは……!
まるでコントのような出来事に、私は恐怖と同時に、どこかおかしさも感じてしまいました。

酔っ払い同士、何か通じるものがあったのでしょうか。それとも、ただ単に、後から来た男性の方が、絡んできた男性の知り合いだったのでしょうか。
真相は分かりませんが、とにかく胸を撫で下ろし、帰路についたのでした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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