公共交通機関を利用していると、さまざまな人を見かけますよね。中には、周囲の乗客に迷惑をかけてしまう人もいるようです。今回は筆者の友人が先日帰り道に電車の中で体験したというエピソードをお届けします。
画像: 電車で【酔っ払い】に絡まれ、恐怖で固まっていると、、、助けてくれたのは『意外な人物』だった!

残業帰りの電車内で

これは先日、残業を終えて家路につく電車の中で遭遇した出来事です。
金曜日ということもあり、車内はいつもより少しだけ華やいだ雰囲気に包まれていました。

私もようやく仕事が終わった安堵感で、少しぼんやりと外の景色を眺めていたのですが……
突然、近くにいた50代くらいの中年男性が、私に向かって話しかけてきたのです。

執拗に絡んでくる男性

飲み会の帰りなのか、その男性はかなり酔っ払っている様子。顔は赤く、目はうつろで、お酒の匂いも強く漂ってきます。

最初は「今日は華金だねぇ」といった当たり障りのない言葉だったのですが、次第に「お嬢さん、どこまで行くの?」「次の駅で降りて一緒に飲もうや!」といった、馴れ馴れしい言葉が増えてきました。

無視を決め込んだものの

私は内心怯えながらも、聞こえないふりをして無視を決め込みました。
しかし、私の態度が気に食わなかったのか、男性は諦めるどころか、さらに大きな声で話しかけてくるようになったのです。

「ねえ、聞こえてる? 一緒に飲もうって!」

私は恐怖で体が硬直してしまい、どうすればいいのか分からず……。ただただ下を向いて、目的地に電車が着くのを待っていました。

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