今は仲良しの友達との初めての出逢いがいつだったか覚えていますか?
『職場で出逢った』『友達の紹介で知り合った』などが一般的ですが、なかにはひょんなことから驚きの出逢いを果たしたケースも……。
筆者の知人から聞いた、素敵なエピソードをご紹介します。
画像: <救世主に感謝!>夜道で、男性3人組に囲まれ「誰か助けて、、、」次の瞬間、見知らぬ女性が来て!?

夜道

その出逢いは、自宅で経営しているサロンで使っていたものがちょうどラストのお客様の施術を終えてなくなってしまったことが、ことの始まりでした。

いつもはネット注文で事前購入や即日配達をして揃えていたのですが、繁忙期ということもあってすっかり忘れていた私。

『翌日の営業に響かないように』と夜11時に急いで買い物に出かけたのです。

ババっと買い物を済ませ、終電でギリギリ最寄り駅まで帰ってこられたので、そのまま自宅までの道を歩いていたら、悲劇が!

ナンパ

「お姉さん1人?」
「超タイプだわ♡」
「今ヒマしているでしょ?」

そう声をかけてきたのは、酔っ払った様子の男性3人組。
ナンパされてしまったのです。

とにかく面倒なことこの上なかったので無視を突き通そうとしたのですが、気が大きくなっているのか男性たちは腕をつかんで離してくれません。

「俺たちと飲み行こうよ」
「1人じゃ寂しいでしょ♪」

そう強引に腕を引っ張られ怖くて泣きそうになったそのとき、救世主が!

あなた、誰!?

「待たせてごめん、遅れちゃった!」
「彼氏の家この近くだから」
「みんな待っているから早く行こう?」

そう私と男性たちの間に強引に割って入ってきたのは、まったく見知らぬ女性。

「友達に何か用ですか?」
「私たちこのあとみんなでタコパする予定なので」

そう男性たちに伝え、女性は私の腕を取って早足でその場を離れていくではありませんか。

何度考えても誰か分からず、戸惑っていた私。

それでも女性に『まだ私たちの方見ているから友達のふりして!』と言われ『もう遅いよ~早くみんなのところ行こうか』と口裏を合わせていました。

ありがとう!

そこから3分ほど歩き続け、そっと後ろを振り返ると男性たちは追ってきておらず。

「急に声をかけてごめんなさい」
「ナンパで困っていましたよね?」

そう女性から申し訳なさそうに言われ、ようやく私を助けてくれたのだと理解しました。

その女性が、今や親友でもある友達A子との初めて会った日のことです。

助けてくれたお礼に、と別日に2人でご飯に行った私たち。

すると、同じエステサロンに通っていたり、同じバンドが好きだったりと次々と共通点が発覚!

今では何でも話せる信頼している友達です♪

【体験者:20代・女性自営業、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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