産後は、ママのメンタルが不安定になりやすい時期。パパからママにかける何げない一言が凶器になることも。今回は私の友人A子から聞いた、泣き止まない赤ちゃんを見て夫が放った一言でママの産後メンタルが崩壊したエピソードを紹介します。

K輔からは「産みたいって言ったのはA子なんだから泣き止ませてくれよ! 母親なんだし。」この夫の一言でA子のメンタルは崩壊。

「子供を作ろうと決めたのは2人なのに!」と言い返す気力もなく、しばらく泣き続けました。娘も泣きつかれて泣き止むような状態に。日中は実母のサポートのおかげでなんとか乗り切っていたらしいのですが、このときのことはあまりA子は覚えていません。

産後の恨みは一生続く

娘も1歳を過ぎたころ、ようやく夜泣きが収まり始めました。これに伴いK輔のストレスも徐々に軽減されていったようでした。産後の恨みは一生と言いますが、A子もK輔のあの発言をいまだに根に持っています。しかし、産む前に赤ちゃんについて夫婦でもっと勉強したり、友だちの赤ちゃんに夫婦で会わせてもらったりして、事前準備をしっかりとしておくべきだったと反省もしているA子でした。

産む前から「育児は大変」と頭では分かってはいたものの、実際に生まれたばかりの赤ちゃんと四六時中一緒に過ごしてみるとその大変さは予想を遥かに超えてきますよね。赤ちゃんが可愛いことは間違いないのですが……。夫から「泣き止ませるのは母親の仕事」などと言われてしまうと、精神的にも参ってしまいます。「母乳を与える以外は父親もできる」と新米パパたちは肝に銘じてほしいものです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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