これは実際に私が体験した話です。
父の初七日法要が終わり、親類の女性たちで集まり話をする機会がありました。父は退院日も決まっていた中、急変して旅立ったので、最期の様子やお葬式での出来事を話していた時……

でもさみしいものはさみしい

ですが、実際に父が亡くなると、虚無感は相当なもので、毎日ああすればよかった、こうしてあげたかったと母と話をしていました。
思い出しては涙が流れる日々を過ごしていたので、父の死をよかったと言った彼女の言葉をどうしても許すことができませんでした。

それ以降、親戚の行事で会っても自分から彼女と話すことはありません。
彼女を避けている私に何かを感じているのか、向こうから近寄ってくることもなくなりました。
もしかしたら元気づけようとしてくれての言葉だったのかもしれませんが、どうしても顔を見るとあの時の怒りを思い出してしまうので、距離を置いています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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