最近『早期退職して資産運用で生活する』という考えが広まっていますが、実際にできる人は一握り。
多くの人が定年退職するまで仕事するのではないでしょうか? でも、仕事一筋の人生を後悔することも……。今回は、筆者の知人から聞いた、悲しいお話をどうぞ。
画像: 【退職後の後悔】夫婦で仕事に打ち込んできた40年 → ようやく夢の海外旅行に行けると思いきや?

新婚生活

これは、どれだけ時が経とうとも、後悔していることです。

私は20歳になってすぐに夫と結婚しました。

元々学生時代から交際していた私たち。
でも、新婚生活は想像よりもはるかにワクワクしたものではありませんでした。

「今日も貧乏飯だよ」
「そろそろ飽きたけれど仕方ないか」

お互いにあまり裕福ではない家庭で育ってきた私たち。

そのため学校を卒業してすぐに働きだしたのですが、自分たちより幼い弟妹がいたため、互いに実家に仕送りをしていたのです。

それもあってか、なかなかお金は思うように貯まらず。
あまり贅沢な生活はできないでいました。

2人の夢

それでも『退職後に2人で海外旅行に行こう』と夢見て、とにかくがむしゃらに働いてきたのです。

私も夫も海外に行ったことは一度もなく、交際時から『お金が貯まったらどの国に行きたいか』とよく話していました。

それから月日は流れ、互いに還暦を迎えて退職。

仕事柄すれ違い生活で、なかなか夫婦の時間も取れていなかった私たち。

「これからは幸せな余生を2人で過ごそう」
「奮発して世界一周旅行もしよう」
だなんて話していたのですが……。

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