最近『早期退職して資産運用で生活する』という考えが広まっていますが、実際にできる人は一握り。
多くの人が定年退職するまで仕事するのではないでしょうか? でも、仕事一筋の人生を後悔することも……。今回は、筆者の知人から聞いた、悲しいお話をどうぞ。

夫の死

「なんで!?」
「まだ早すぎる……」

なんと、退職後夫が末期がんを患っていることが発覚。

治療もむなしく、発覚から3か月で亡くなってしまったのです。

ようやく夫婦の時間を謳歌できると思っていた私は意気消沈してしまいました。

後悔

せっかく働いてお金はいっぱい貯まっているものの、1人ではどう使っていいか分かりません。

『こんなことになるなら、仕事仲間に無理を言ってでも若いうちから夫との時間を大切にしていればよかった』と思わざるを得ません。

忙しい日々に追われてつい忘れてしまっていた、大切な人と過ごすかけがえのない大切な時間。

今となってはもう取り戻せないその日々に、悔しさが募るばかりです。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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