幼い子どもを育てることは、一筋縄ではいかないことばかりです。元気いっぱいに育ってくれることはとても喜ばしいことですが、現実には「子どもがうるさい」と近隣から苦情が出ることも──。これは、筆者の友人であるT子から聞いたお話です。
画像: 「な、なんで警察がわが家に!?」家族でマンションに住んでいたら、通報されてしまった!そこで?

子育ての騒音問題

友人T子は2LDKのマンションに5歳、3歳、1歳の子どもたちと一緒に暮らしていました。幼い子どもたちはエネルギーに溢れており、家の中をこれでもかと叫びまわり、走り回っていました。特に夕食を終え、お風呂に入る前の時間は子どもたちの元気が最高潮に達する時間帯。T子は「静かにして」と注意しても、なかなか言うことを聞いてくれない子どもたちにため息をつくことが日常でした。

予期せぬ訪問者

ある日、19時半ごろに自宅のインターホンが鳴りました。T子が玄関のドアを開けると、そこには3人の警察官が──。

彼らの話によると、「住民から子どもの声がうるさいという苦情がきている」とのことでした。T子は驚きと申し訳なさを感じました。防音シートは敷いていたものの、効果は限定的だったのです。

警察官は「お子さんが3人いらっしゃるから難しいとは思いますが、なるべくご近所にご迷惑にならないようにしてください」と言い残し去っていきました。T子は、警察官を呼びたくなるほど周りの人に迷惑をかけていたのだと反省。しかし、これ以上子どもたちの元気を抑える自信もなく、抑えることにも抵抗がありました。

引っ越しの決断

この出来事以降、T子は真剣に引っ越しを考えるようになりました。子どもたちがどんなに暴れても誰にも文句を言われない環境を求め、郊外に一軒家を購入することを決意しました。新しい家では、子どもたちが思う存分遊び、走り回り、叫ぶことができる場所にしたいと考えたのです。

一軒家は大きな買い物でしたが、子どもたちの自由と家族のストレスの軽減を考えると、それだけの価値があると感じました。

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