お中元に食べ物を贈る際は、できるだけ相手に喜んでもらえるよう、苦手なものは避けたいと思う人が多いのではないでしょうか。苦手かどうかわからなければ、食べ物以外を贈るようにしたり。今回はそんなお中元の食べ物にまつわるトラブルを経験した筆者の知人、Yさんから聞いたお話です。
画像: <母に感謝!>アレルギーなのに「食べたら感想教えてね♡」【聞く耳を持たない姑】を変えた秘策とは?

両親が魚介アレルギー

Yさんの両親は揃って魚介アレルギー。そのため実家で海産物が食卓に並ぶことはありませんでした。

「両親がアレルギーだから、きっと自分もそうだろう」と思っていたのですが、大人になってから花粉症を発症したことをきっかけに血液検査をした結果、魚介アレルギーではないという検査結果が出ました。

「なんだ、私って魚介類食べられるんだ」
そう安心したものの、食べ慣れていないため、あえて魚介類を口にすることはほぼない状態でした。

そんなYさんが結婚してから義実家に行くと、魚介類好きの義両親から海鮮料理を振る舞われたのでした。

「わあ、初めて食べました」
とYさんが言うと、何故かお姑さんはかわいそうな人を見るような表情。
「ご実家が貧乏だから食べられなかったのね……」
「いや、あの両親がアレルギーで」
「そんな見え透いた言い訳しなくてもいいのよ」
お姑さんはYさんがアレルギーの説明をしても、一切信じてくれません。

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