温暖化の影響で危険な猛暑がやってくるようになった日本。エアコンの冷房を使わないのは、もはや生死に関わることです。筆者の知人Aさんの義母は「エアコンは甘え!」という考えの人で、同居中のAさんは困っていました。しかし何度言ってもエアコンを使わない義母に、ある日とんでもない悲劇が起き……? 何があったのかAさんから話を聞きました。果たして? 「エアコンは甘え!」の真意とは。

義母に起きた悲劇

Aさんの過ごす地域で猛暑日を記録したある日、義母の部屋からガタリと音がしました。心配したAさんが義母の部屋をノックしますが、何の反応もありません。

Aさんがドアを開けると、中では義母が倒れていました。義母からの反応はなくAさんは救急車を呼び、義母は搬送されていきます。

病院についた義母が受けた診断は熱中症。幸いなことに大事には至らず、点滴をしてもらって帰宅できることになりました。

医者からの説教

病院でエアコンを使っていなかったことを医師に話した義母は、医師から大目玉をくらっていました。

「死にたくないならエアコンを使ってください! 命に関わる危険性があります。エアコンは我慢せず、適切に使いましょう」

きっぱりと医師から言われた義母は、ようやく考えを改めエアコンを使うようになりました。そして、使い始めると「こんなに快適ならもっと早く使えばよかったわね」と言っているそうです。

確かに、エアコンをかけすぎるのは注意が必要ですが、エアコンを使わずに我慢していると、夏バテや熱中症にかかる危険性が高まると言われています。今回の件を教訓に、熱中症予防のためには、適切な室温管理とこまめな水分補給が欠かせません。命に関わることは柔軟に考えていくことの重要性を改めて感じます。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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