最近SNSで【熟年離婚】というワードを目にするようになりました。
子どもが成人したり、定年を迎えたことをきっかけに、第2の人生を生きるよう決意する人もいるようです。ですが、反対に、離婚に踏み切れないという人も……。
今回は、筆者の知人から聞いたお話をご紹介します。
画像: モラハラ夫に【20年以上耐えた妻と娘】→ 娘の結婚式直前「あのね、お父さん」衝撃の展開が!?

モラハラ夫に苦しめられてきた

私は先日アラフィフを迎えた主婦です。

色々な人生経験を積み、ちょっとしたことなら驚かず冷静に対処できるようになりました。

それなりに楽しく年を重ねられたと思っていますが、1つだけ辛かったことも。

それは長年、夫からの【モラハラ言動】に苦しめられてきたことでした。

一度は離婚を考えるも……

夫は俗に言う、【昭和ノリ】が根強い人。

男尊女卑思考も酷く、交際していた頃から馬鹿にされるような発言を度々していました。

それでも、夫を尊敬する気持ちや素敵に感じていることも多かったので結婚することに。

しかし、それが長年苦しめられる地獄の始まりになろうとは……。

結婚してから、夫のモラハラは悪化。

「もっとご飯の品数を多くしろ!」
「ホコリが溜まってるぞ」
「シワ1つないよう洗濯しろ!」

時には怒鳴られ、手を出されることも。

友人たちからは口を揃えて離婚するよう勧められましたが、話そうと決意したときに娘を妊娠していることが発覚!

結局別れることなく、ズルズルと結婚生活が続いていったのです。

娘に申し訳ない気持ちでいっぱいだった

モラハラ夫からの罵詈雑言に耐える日々のなか、心の支えになっていたのが娘の存在でした。

娘は、夫とは正反対の優しく温厚な性格。

『娘の健やかな成長のために!』と私はそれまで以上に家事スキルを磨き、穏やかな家庭の雰囲気づくりに努めました。

しかし、夫のモラハラは止まるどころか、娘にも向くように。

最大限娘をかばいましたが、父からきつく当たられ泣く娘を何度も慰めていました。

離婚すればよかったのですが、自分の存在意義も馬鹿にされ、モラハラ夫からいつしか逃れられないようになり。

娘には悲しい思いをさせて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

娘のおかげでようやく……

時は流れ、25歳になった娘は結婚。

入籍後、初めて2人で我が家を訪れ、結婚式を開くという話をしてくれました。

新婦の父として、バージンロードを歩くことを楽しみにしていた夫でしたが……。

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