子どもが学校に通うようになると、出くわす可能性が高くなるのが「モンペ=モンスターペアレント」です。学校に対してだけでなく、PTAにも飛び火してくることもあります。今回は筆者の知人Aさんから聞いたPTA活動で出くわしたモンペエピソードをご紹介します。
画像: <PTAサボり魔ママ>いいとこどりをする【厄介ママ】にカチン! → 会長を交えた話し合いが始まり──!?

PTA活動をするAさん

入会・退会が自由と謳っているAさんの小学校PTAでは、PTAで活動をした時には活動のために時間を作ってくれた保護者に対して「何かご褒美になるようなこと」を作るようにしていました。謝礼という金銭の形ではなく、子どもたちの授業風景を見られるようにしたり、給食を食べられるようにしたりと「学校の中にいるからこそ経験できるもの」を一つのメリットとなるようにしていたので、保護者からは評判のいいPTAでした。

搾取するモンペが登場

しかし、そういったメリットを作ることで搾取する保護者も出てきてしまったのです。
新入生の保護者であるZさんは早々にPTAへの入会届けを出してくださり、その後の活動に毎回顔を出していました。しかし、その行動はあまり褒められたものではなく、1回目の活動では作業を何もせずにぼーっとしていたり、2回目の活動ではどこかにいなくなったりしていたのです。作業が終わった後の給食の時間や授業参観のとき、いわゆる「ご褒美タイム」の時だけひょっこり戻ってくるようなことをしていたのです。
本部メンバーの中でも、「ちょっとZさんの行動は目に余るよね……」といった話も出てきて、それが学校の先生も気づくほどになっていたので、何か対策をしないといけない状況になってきていました。


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