コロナ禍になってすぐ、夫は満員電車を避けるため、片道20kmの自転車通勤をはじめました。家族や自分を感染のリスクから守るための行動だったのですが……。1年後、この選択を大後悔する出来事がわが家を襲います! 何が起きたのか私の体験談をご紹介します。

翌日、かかりつけ医に向かうと……

その後、私は市内の歯科に片っ端から電話をかけたのですが、どこも診察時間がすぎていたので繋がりませんでした。

仕方なくドラックストアで応急手当てのため包帯やガーゼを購入し帰宅。

翌日かかりつけの歯科と形成外科に連れて行きました。

先生や看護師さんからは「大変でしたね」と優しい言葉をかけられたのですが……。

険しい顔で「奥さん。こんな大怪我の時は、すぐに救急車を呼びなさい」と叱られました。

どうやら、傷口から感染症の危険もあったようです。

私は1日我慢すれば大丈夫と、甘く見ていたことを後悔しました。

社長からも叱責されて、トホホ……

夫の怪我は労災認定され、治療費は全額会社負担となったのですが……。

後日、夫は社長から呼び出され「片道20㎞を自転車で通勤するのも非常識」と、またまたお叱りを受けたのでした。

まさに夫婦ともに泣きっ面に蜂状態で、精神的にもかなり落ち込みました。

皆さんも、ご自身や身近な人の容態が急変したときや怪我をしたときは自己判断せず、早めに救急車を呼ぶなどすぐに助けを求めましょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:広田あや子

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