人を見た目で判断して失敗した経験はありませんか? 私の父は「人は見かけによらない」を地で行くタイプです。今回は、実は上得意客の父が新人営業に冷たくあしらわれたエピソードを紹介します。
画像: 営業「フッ、貧乏そ〜」【父がペライチの雑な資料】をディーラーから渡された!でも実は、父の正体は?

散歩ついでにディーラーに寄った父が渡されたのは……

私の父は車が大好き。しかも、決まったメーカーが大好きで、同じディーラーから3~5年周期で新車を買い替えるほどです。父は家具塗装の職人。いわゆる親方社長です。

ある日、ぶらっと散歩に出た父は、いつものディーラーの前を通りかかりました。狙っている新車のパンフレットが出ている時期だったので、ふらっと入店。対応してくれた新人営業に、新車のパンフレットを欲しいと伝えたのですが……。

新人営業が持ってきたのは、パンフレットではなく新車の特徴をまとめた内容が印刷されたペライチの紙資料。しかも、正式なものではなくコピー機で印刷されたものです。

いかにもお金を持っていなさそうに見える父だけど

職人の父は普段から着るものはカジュアルオンリー。ディーラーに立ち寄ったときはジーパンにネルシャツで、正直お金を持っているようには見えません。恐らく、新人営業は父をひやかしだと思い、パンフレットではなくペライチの紙資料を渡したのでしょう。営業も予算あってのことですから、買う気がなさそうな客にコストの高いパンフレットを渡したくなかったのかもしれません。

そのような内容を家族に話す父。「あとでいつもの営業さんにパンフレットお願いする」と言っていました。しかし、父がディーラーに電話をする前に、いつもの営業さんから電話が掛かってきたのです。

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