大きな心配事や心残りを抱えたまま亡くなってしまうと、その人の思いはどうなるのでしょうか。消えてしまう? それとも……?
今回は不思議な出来事に背中を押してもらったエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: ftnews.jp
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モラハラに悩む日々。相談に乗ってくれたのは

これは友人のA子が結婚3年目を迎えた年の出来事です。

学生時代から付き合っていた彼と結婚したA子でしたが、優しかった彼は仕事のストレスや人間関係の悪化で、年々モラハラ気味になっていきました。
実家も遠方で近くに友達もいないA子は誰にも夫のことを相談できないまま孤独を抱えていました。

そんな時、親身になって相談に乗ってくれたのがアパートの隣の部屋に住むTさんでした。

同じ境遇に励まさていたが

Tさんは50代半ばで1人暮らし。10年ほど前に離婚した経験を持つ女性です。
実は、Tさんも結婚していたころは夫のモラハラやDVに苦しんでいました。同じ境遇のA子を見ていられず、いつも話を聞いては「モラハラは治らない。離婚したほうがいい」と勧めてくれていました。

しかしTさんはある日、帰宅途中に交通事故に遭い亡くなってしまいます……。

心の支えにしていたTさんが亡くなり、悲しみに打ちひしがれるA子。「また1人でモラハラに耐える日々が始まる……」と絶望しました。

「ピンポーーン」こんな時間に誰?

ある夜、A子が仕事で疲れた夫に「もっとマシな食事作れないのかよ?」「だからお前はダメなんだよ。1日何してたんだよ」とモラハラ発言で八つ当たりされていた最中のこと。

ピンポーーン……

深夜にも関わらず突然インターホンが鳴り響きました。
びっくりしてモニターを確認しましたが、外には誰もいません。その時は「イタズラかな……?」と思ったそうです。


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