子育ては偉大な仕事! のはずですが、誰かに評価されることは少ないもの。自分の子供なんだから自分で一生懸命育てるのは当たり前! なんだけど、それでも「頑張ってるね」と言われたら涙が出るほど嬉しいものなんです。今回は子育て中の母たちが嬉しかった「頑張ってるね」エピソードをご紹介していきます。
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3ヶ月検診での「頑張ってるね」

出産と同時に始まった過酷な子育て。赤子の泣き声で目を覚まし、ゆっくり眠ることもできなくなったAさん。とにかく目の前の小さな命を生かすことに必死で、日々がむしゃらに育児に向き合ってきました。

そんな日々の中でやってきた3ヶ月検診。ドキドキしながら検診に行きましたが、娘の成長に問題はなく、順調に検診は進んでいきます。検診の最後にあった育児相談で、Aさんは泣きたくなるほど嬉しい言葉をかけられます。

「お母さん、毎日頑張ってるね」

何気ない一言でしたが、これまで必死で育児をして過ごしてきた3ヶ月を認めてもらえたようで、Aさんはとても嬉しかったのです。これからも頑張ろうと思いながら、帰路についたAさんなのでした。
(30代・Aさん)

街でふと「頑張ってるね」

生後6ヶ月の子育てに奮闘中のCさん。夜泣きが始まって夜も満足に寝られない日々ですが、毎日一生懸命育児を頑張っています。ある日、散歩中にCさんは老夫婦に声をかけられます。

「あら赤ちゃん、かわいいわねえ」
「こんなに元気に育って、ママが頑張ってるからね」

老夫婦は、Cさんにも赤ちゃんにも次々嬉しい言葉をかけてくれます。

「子供のためだと思うと何でも頑張れちゃうと思うけど、頑張りすぎないでね」
「たまには手抜きしたって子供はちゃんと育つから」

Cさんは温かい言葉に嬉しくなって、いい気分でその日を過ごすことができました。
(20代・Cさん)

一番認めてほしいのは夫「頑張ってるね」

子供が生まれてから子育てに忙しくなり、夫との時間がとれなくなっていたTさん。子育てに必死の毎日の中、ゆっくりと夫と過ごすことはできなくなっていました。

そんな日々の中、夫が結婚記念日にデートに誘ってくれます。子供は預かり保育を利用して、その間に2人でランチに出かけるというちょっとしたデートに2人は出かけました。

美味しいランチを楽しんでいた時、夫が真剣な顔でTさんに話しかけます。

「本当にいつも育児を頑張ってくれてありがとう。子供がすくすく育ってるのは君のおかげだよ」

Tさんは思わぬ感謝の言葉に泣きそうになってしまいます。激務の夫に育児の戦力となることは期待していなかったものの、誰からも認められることのない育児という仕事を続けていくのは大変なもの。

でも、こういう言葉と時間を作ってくれる夫となら、これからの未来も明るいと思えたのでした。
(40代・Tさん)

世の母に「頑張ってるね」を送ろう

子育ては多くの人が行う当たり前のことのように見えるかもしれませんが、決して当たり前にこなせる簡単なことではありません。お母さんたちは皆、自分の頑張りを認めてもらうことを欲しています。

チャンスがあったらぜひ「頑張ってるね」を送ってみましょう。そして、世のお母さんたちも自分で自分に「頑張ってるね」と言ってあげてくださいね。誰が何と言おうと、あなたは頑張っています!

ftnコラムニスト:安藤こげ茶

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