女性にとって出産は命をかけた大変なこと。
だからこそ、ちょっとした言葉にもモヤモヤしてしまいますよね。
義母からの言葉はとくに…。
今回は、出産後に言われた義母の言葉にモヤっとした話をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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生まれた孫を見にきた義母が私に言った一言

私には子どもが2人います。
第一子は女の子、第二子は男の子です。
第二子の息子を出産した産院に、義母がお見舞いに来てくれました。
男の子を切望していた義母は、息子を見て満面の笑み。
そして、私にこう言ったのです。
「男の子を生んでくれてありがとう」
一瞬固まる私。
(別にあなたのために生んだんじゃないし、私にとって性別なんて関係ない!)
ギリギリ口に出さず、義母にあいまいな笑顔を向けるだけで精一杯。
猛烈にモヤモヤしました。

モヤっとした一言を友達も言われていた

息子の首が座るころ、学生時代からの友達と久しぶりに会うことに。
彼女にも息子がいます。
「私、義母からこんなこと言われたんだけど!」と愚痴をこぼすと、なんと友達も全く同じことを言われていました。
「そもそも、『ありがとう』って言われるのが、なんか嫌だよね!」と盛り上がる私と友達。
男の子ではなくても、出産後に義母から「ありがとう」と言われた経験がある友達は、意外といるようです。

「生んでくれてありがとう」はジェネレーションギャップがある言葉

実は、私の母にも同じ話をしました。
すると、「昔の人は、お嫁さんに対して『生んでくれてありがとう』と言うのがマナーみたいなものなのよ」と言う母。
お土産を渡すときの「つまらないものですが」のように、相手を気遣う言葉の1つなのだとか。
義母や母の世代にとっては、「ありがとう」の言葉がないと無礼に感じるそうです。
出産時の嫁姑のやり取りにも、ジェネレーションギャップがあるのだと知りました。
それからは、義母の言葉を悪く受け取らないように気をつけています。

ftnコラムニスト:ききた

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