先月には、世界睡眠デー(3月16日)が設定されたり、いま心地良い眠りは、トレンドのキーワード。ファッションの世界でも、快適な家での時間や睡眠をサポートするグッズの提案が広がっている。おしゃれもまずは、健康な身体があってこそ。そのためには、睡眠は美と健康のマストな時間。そんな思いで、おしゃれに敏感な人たちにも広がる睡眠のお話を連載でお届け中。
今回は、日本の睡眠グッズと言えばまず名前の挙がる老舗=西川の眠りグッズのお話。

人の手によって作られる近江真綿
西川NISHIKAWA

「真綿(まわた)」という言葉をご存知だろうか。「わた」といえば「木綿わた」をイメージするかもしれないが、真綿は繭玉を薄く大きく広げて、幾重にも重ねたもの。100%シルクで、羽毛に劣らない軽さと保温性、放湿性を兼ね備えている。西川が発売するスリープスキンケアブランド“SOIEAGE”の最上位商品は「近江真綿工房・原田」(滋賀県米原市)で作られている。上質な繭だけを厳選し、すべての工程を手で行う。近江地域は江戸時代中期に真綿の生産が始まり、近江商人によって全国へと広がっていった。同工房は今後、桑の木の栽培から蚕の飼育、真綿まで一貫した生産を目指している。その物作りのプロセスをご紹介します。

①繭をぬるま湯に浸し、小さな穴を開けて蛹を取り出す。そこに指を入れて、繭を約20センチ角ほどの大きさに広げる。ゲバ板と呼ばれる木枠に掛けて乾燥させる。

画像1: 人の手によって作られる近江真綿 西川NISHIKAWA

②二人一組で四隅を持ち、両手を広げて引き伸ばていく。この作業を「手挽き」という。広げられた角真綿は成人男性が思い切り力を入れて押し込んでも繊維が切れることはない。弾力性に富み、強くて切れない。1kgの真綿を作るにはその作業を300回ほど繰り返し、縦横に重ねていく。

画像2: 人の手によって作られる近江真綿 西川NISHIKAWA
画像3: 人の手によって作られる近江真綿 西川NISHIKAWA

シルクのふとんに包まれて、肌も心も癒される
洗えるシルクのおふとん“SOIEAGE”新発売 

画像1: シルクのふとんに包まれて、肌も心も癒される 洗えるシルクのおふとん“SOIEAGE”新発売

こんな風に手仕事で作られる西川のスリープスキンケアブランド“SOIEAGE”(ソワージュ)がリニューアル。中わたにシルクを100%使用した「洗えるシルクのおふとん」をラインナップ。寝具内の温度や湿度をコントロールしてくれるので1年を通して心地よく眠ることができる。側地にもシルクを使用。シルクは人間の肌にいちばん近い天然繊維といわれ、皮膚細胞を構成する18種類のアミノ酸が含まれて肌に潤いを与えてくれる。洗えるのでカバーなどは不要で直接、肌にまとうことができる。今回はふとんのほか、シルクグローブも発売する。快適な睡眠は美容と健康に大事な要素。高級繊維のシルクが美しいあなたを作り上げる。

スリープスキンケア『SOIEAGE』シルクの特徴

■ シルクの潤いが肌をやさしく包む
保湿力に優れ、肌にやさしい。軽くしなやかに肌を包む。

■ ウォッシャブルで衛生的
自宅で洗濯可能。綿ぼこリが出にくく衛生的。アレルギーや喘息の方にもおすすめ。

■ ムレ感がなく、季節を問わず快適な温度を保つ
吸湿性は綿の約1.4倍。放湿性は約1.5倍。ムレ感が少なく、季節を問わず使える。

■ エアコンを使用中の冷えを防ぐ
理想的な寝床内気象(ふとんと体の間にできる空間の温湿度)を保ち、睡眠中のエアコン使用による冷えを防ぐ効果あり。

洗えるシルクのおふとん

画像2: シルクのふとんに包まれて、肌も心も癒される 洗えるシルクのおふとん“SOIEAGE”新発売

①SOIEAGE 洗えるシルクのおふとん(SI9601)

②SOIEAGE 洗えるハーフケット(SI9601)
価格:シングルサイズ 40,000円+税
ハーフケット 25,000円+税
組成:側地 シルク30%、綿70% 詰めもの シルク100%(手挽き真綿)

③SOIEAGE 洗えるシルクのおふとん(SI9602)

画像3: シルクのふとんに包まれて、肌も心も癒される 洗えるシルクのおふとん“SOIEAGE”新発売

・価格:60,000円+税 組成:側地 シルク55%、綿45%

画像: シルクのグローブも 5000円

シルクのグローブも 5000円

画像: シルクグローブ(フィンガーフリータイプ)8800円

シルクグローブ(フィンガーフリータイプ)8800円

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