価値観や生き方は人それぞれです。本人が満足ならそれでよいはずなのに、なぜか勝手に見下してくる人もいます。筆者も学歴至上主義の叔母に高校中退を否定され続けていたのですが……。
学歴至上主義の叔母だったが……


ところが入学から半年後、私は叔母に「相談がある」と声をかけられました。なんと、学校のレベルの高さについて行けなかった従姉妹が高校を中退することになったというのです。
「通信制高校のことについて詳しく教えてもらえばと思うんだけど……」
想定外の事態にかなり面食らっている叔母。しかし私の実体験を詳しく打ち明けると、少しは安心したようです。別れ際には「私も娘と頑張ってみるわ」と前向きな言葉が飛び出し、「ありがとう」と去っていきました。従姉妹が早く元気になる事を願っています。
あれほど高校中退を否定してきた叔母の娘が高校を中退してしまうのですから、人生は分からないものですね。しかし一度の挫折ですべてを否定せず、視野を広げれば別の方法で前に進むことはできます。叔母も今回のことで視野が広がったのでしょう。その後従姉妹は無事に通信制高校を卒業し、大学に入学したそうです。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:佐田 静
ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。
コメントを読む・書く

