
義父「女性は家庭を守るべき」で大揉め
義父は「女性は家庭を守るべき」という考えの人です。
結婚するときは夫の地元へ引っ越すために退職したので、私が働くことについて特に問題になりませんでした。しかし、その後仕事を始めることが耳に入ったときは、毎日のように電話で口出しされて関係が大荒れ。
そこから私は義父が苦手になり、会う回数が減っていきました。
今は義父に会うのはお盆と正月のみで、それ以外は夫が子どもを連れて帰省していました。
社内表彰されたことを告げると
ある日、私がリーダーとして進めていたプロジェクトが成功し、社内表彰でその年のMVPになりました。表彰状やボーナスも支給され、家族もお祝いしてくれて、大きな自信につながった出来事です。
その後の帰省時、夫が私のことを「実は会社で表彰されたんだよ」と義父に話してしまいました。
私はとっさに「義父はどうせ興味ないだろう」「余計なことを言われるかも……」と考え、げんなりしていました。
「すごいな」と素直に褒めてくれた義父
すると、義父が「すごいな、どんなことをしたんだ」と食いついてきたのです。
私は驚きながらも仕事内容や受賞の理由などを説明。義父は少し黙ったあと、ぼそぼそと言います。
「そういう仕事をしていたんだな、何も知らなかった」
「子どもの面倒も見て、家のこともして、すごいな」
まさか、あれだけ私が働くことを反対していた義父から、そのような言葉をかけてもらえるとは思いませんでした。
時代の変化を受け入れた義父
「今は、女の人も仕事をするのが当たり前なんだよな……」とつぶやく義父。
実は、夫が帰省時にいかに私が家事・育児・仕事をがんばっているかを懇々と伝えていたそうなのです。
おかげで、義父の考えも少しずつ変わっていったようでした。まだ少し気まずそうな義父でしたが、考えを改めてくれているのが伝わった出来事です。
筆者の見解
価値観の違いは、時間の経過で変わることがあります。味方である夫の取り組みが、一人の価値観をそっと動かしたエピソードでした。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


