筆者の知人のY子が、義母K子の介護を「専業主婦なんだから」と義姉から当然のように押し付けられていたところ、ケアマネジャーのある提案で家族全員参加に!?
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介護の押し付け合い

Y子は40代の専業主婦。ある日、70代の義母K子が転倒して自宅療養することになり、しばらく介護が必要になりました。

すると義姉から「私、平日は仕事があるから無理なの。Y子さんは家にいるんだから、昼間はお母さんを見ててよ」と電話が。Y子は思わず言葉を失いました。確かに家にいる時間は長いものの、Y子にも家事や用事があります。

「私もずっと付きっきりは難しいです」と伝えると、義姉は少し不満そうに「でも、専業主婦なんだから時間あるでしょ?」との一点張り。

ため息がとまらない日々

結局、Y子は義母の食事の準備や着替え、通院の付き添いなどを一人でこなすことに。朝から家事を済ませて義母の様子を見に行き、昼食を作って薬を確認。買い物から帰れば、また義母の呼び出し。数日もすると、Y子は疲れ切ってしまいました。

ある夜、義姉から「明日もお願いね」とメッセージが届き、Y子はスマホを握ったまま「私が専業主婦だからって、全部やるのが当たり前なの?」とため息が漏れました。

そんなとき、義母の担当になった20代のケアマネジャーが訪ねてきました。

ケアマネの一言で状況が一変

Y子が現在の生活状況を相談したところ、ケアマネジャーは後日義姉に意外な提案をしました。

「お義姉さんにも平日の介護を担当していただきたいのです」義姉は驚いて「えっ? でも私は仕事があるし……」と戸惑いを隠せない様子。

するとケアマネジャーは「Y子さんにも生活があります。専業主婦だからといって、介護に使える時間が無制限というわけではありませんよ」と落ち着いた声で伝えました。

さらに、訪問介護などのサービスを組み合わせれば、家族だけで抱え込まずに済むことも説明してくれました。それを聞き、義姉は黙り込みました。

その後、Y子の夫も参加し、家族で介護サービスを利用しながら、Y子一人に負担が集中しないよう予定を組み直すことになり、義姉も仕事の合間にできることを担当するように。

帰り際、ケアマネジャーがY子に「介護は、できる人が全部やるのではなく、続けられる形を作ることが大切なんです」と声をかけてくれました。Y子は「もっと早く相談すればよかった」とほっとした表情を浮かべました。

筆者の見解

専業主婦だからといって、自由な時間がたくさんあるとは限りません。家族だけで抱え込まず、介護サービスを利用したりケアマネジャーに相談したりしながら、無理なく続けられる方法を探すことが大切なのだと感じたエピソードでした。

【体験者:40代、女性、主婦、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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