もう他人のはずなのに、筆者の家族に関わろうとする元夫。内心複雑な思いを抱えながら黙認してきた元夫と甥の繋がりには、思いがけない理由がありました。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

祖父の弔いに現れようとした元夫

祖父が亡くなって3週間ほど経ったある日、祖母から電話がありました。「甥っ子が、元夫さんと一緒にお線香をあげに来たいって言ってるの」。

離婚して5年。元夫と私の甥(妹の息子)が今も連絡を取り合っていることは知っていました。二人は車好きという共通の趣味で意気投合し、私たちが結婚していた頃から仲が良かったのです。離婚後もその関係が続いていることに、正直、私はずっとモヤモヤしていました。
元夫はもう私の家族ではない。そう思っていたからです。
とはいえ、二人の関係に口を出すのも違う気がして、これまでは黙っていました。

そんな中で、「祖父の弔いに一緒に行きたい」と聞かされ、内心穏やかではいられませんでした。

モヤモヤしたまま迎えた、結局来なかった当日

妹に相談すると甥っ子に話をしてくれたようで、結局、元夫が来訪することはありませんでした。ひとまず胸を撫で下ろしたものの、離婚した以上、元夫と自分の家族との関係をどこまで切り離すべきなのか、答えが出ないまま、時間が過ぎていきました。

甥が明かした、元夫の"隠れた行動"

後日、甥と話す機会があり、思いがけない事実を知りました。
実は元夫は離婚後もずっと、数年前に亡くなった私の父のお墓参りを密かに続けてくれていたというのです。元夫のその行動を知っていた甥が、今回祖父が亡くなったことを伝え、元夫自身も「最後のお別れとお線香をあげたい」と申し出てくれたのだと知りました。

筆者の見解

離婚したら、それまでの家族との繋がりも終わるものだと思っていました。でも、人との縁は夫婦関係だけで決まるものではないのかもしれません。元夫の想いを知り、自分の中にあった「離婚したんだから」という線引きを、少し考え直した出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.