義実家への仕送りを増やすと突然宣言した夫に「家計のことなのに私には相談なし?」と怒り爆発の知人女性。ところが義実家を訪ねると、義母がまさかの行動に出てくれて──?

夫からの急な宣言
ある晩、夫が突然
「来月から親への仕送りを増やすから」
と言い出しました。
今まで義両親への毎月の仕送りを夫が自分の給料からしていたことは知っていましたが、今度は私にも負担するよう言ってきた夫。
「急にどうしたの!?」
「まずうちの住宅ローンや子どもの教育費はどうするの?」
と驚きのあまり、私は声を荒げて反対してしまいました。
険悪ムード
それでも夫は、
「親には今まで世話になったのだから当然だろ」
と譲らず。
結局話の落としどころが見つからないまま、険悪ムードのなかで数日間ほとんど会話をしませんでした。
そんななか毎月恒例の義実家へ行く日に。
『もしかしてもう義両親に話したのかも?』
『義両親まで私を悪者だと思っていたらどうしよう』
と不安になりながら、義実家へ向かいました。
義母の反応
着いてそうそう、まだ私が了承していないにもかかわらず、夫は一方的に仕送り額を増やすと宣言してしまいました。
『ああ、もうこれはどうしようもない』
『自分勝手すぎるけど宣言されたら従うしかないじゃない』
そう心のなかでため息をついていると、驚いた表情を見せた義母からまさかの反応が!
「仕送りを増やす?」
「そんな話、私たちは頼んでないわ」と即答してくれたのです。
ホッとする私の顔を見て、
「もしかして息子が勝手に言い出したでしょう?」
と察してくれた義母。
「あなたたちの生活を無理させてまで親孝行してもらう気なんてさらさらないわ」
「まず自分たちの生活を大切にしなさい」
と夫をたしなめてくれました。
一件落着
夫は気まずそうに黙ったあと、
「親孝行のつもりで勝手に決めてしまった」
とようやく謝ってくれました。
その後、夫婦と義両親でお金のことを話し合い、必要なときはお互いに相談するというルールを決めてようやく落ち着けました。
体験者の声
親孝行は、金額の大きさだけで測れるものではありません。
家族だからこそお金の問題を1人で背負ったり勝手に決めたりせず、関係する人たちで率直に話し合うことが、長く良い関係を続けるための近道になると感じた出来事でした。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


