【FTNライター見聞録】女はつらいよ─本記事は当メディアに寄せられた女性読者やライター陣の声を元にした実録記です。女性のライフスタイルのリアルをお届けします。
娘の将来を心配した夫が、本人の希望を聞かずに高額な習い事を申し込んでしまった!? 夫婦喧嘩になるかと思ったそのとき、娘が口にした言葉によって事態は思わぬ方向に動くことに──。
画像: 娘の将来を思い勝手に塾を決めた夫。「聞いて」と涙ながらに本音を明かした娘の言葉に、夫婦で気づかされて

独断で習い事を決めた夫

娘が小学生になってすぐ、
「娘には将来困ってほしくない」
「だからこの塾に通わせることにした」
と、突然夫が言い出しました。

その塾は英語に特化しており、夫がもっと学生時代に英語を学んでおけばよかったと後悔していることも知っていた私。

とはいえ、娘はそのときすでにほかに3つの習い事をしており『英語を学ぶのはもう少し先でも遅くないはず』と考えていました。

「英語を習うこと自体は否定しないよ」
「でも娘にはまだ早い気がする」
と伝えてみたのですが、
「娘の将来のためにも習い事は親が決めればいい」
と夫はまったく譲りません。

娘の反応

「ほかにも習い事を頑張っているのに、これ以上増やしたらかわいそう」
としっかり反対したのですが、
「甘やかしちゃだめだよ」
と引く気のない夫。

つい言い合いがヒートアップして大喧嘩に発展しそうにまでなりました。

すると私たちが言い合う声が聞こえていたのか、娘がリビングに。

「私のことなのに、私の気持ちは聞いてくれないの?」
と涙を流しながらぽつりと言ってきたのです。

反省

その言葉にハッとして、思わず黙り込んだ私と夫。

その後ゆっくり話を聞くと、娘は塾に行きたくないのではなく、好きなことに挑戦したり友達とたくさん遊んだりする時間も欲しかったのだと判明。

「良かれと思って先回りしすぎていた」
と夫も気づいたようで、2人で娘に謝りました。

娘の気持ちを尊重することに

その後、家族みんなで“娘が今は何に時間を使いたいか”を話し合い、娘自身が本当に習いたいものを2つだけ選ぶことに。

夫は申し込んだ塾をキャンセルし、
「子どもの将来を考えることと、子どもの代わりに決めることは違うな」
と苦笑いしていました。

筆者の見解

親が子どものためを思うほど、つい先回りして道を決めてしまうことがあるかもしれません。

でも、本当に子どもの人生を大切にするなら“正しい選択を与える”よりも“自分でやりたいことを選ばせ応援する”ことも同じくらい大切ではないでしょうか。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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